ことの始まりの「out of the dark」について
2015_02_05
最初に「out of the dark」というアルバムを作った時に
日本民謡のイベントを見て感動していた時期で
「こういう良い意味で自己主張がなく、一見地味で淡々とした音楽を作りたい」と思っていました。
ピアノとベースを主軸にすることは最初から決めていました。
そこにマレット系楽器を足して、当時、森本レオさんの柔らかいアナウンスが好きだったので
yasugi くんのダウナー気味のハイトーンヴォイスで「力を抜いて喋ってみて」とお願いしました。
yasugi くん自身が詩を書く人だったので、そこはお任せです。
本来、 Massive Attackに声質が近いのかもしれませんが
「ドラムはリズムボックスが裏で鳴っている程度でいいや」とほとんど捨て扱いにして
クラブミュージックと全く逆方向に突っ走りました。
MIDIもクオンタイズを使わず、手ブレもそのまま残し、更に演奏感も出さない。
「児童楽団を想定したへっぽこ打ち込み」の様なイメージ。
「3コーラスって長いよね」と全て2コーラスで終わらせ
普通盛り上げるところで、ポイッと捨て去るように曲が終わってしまう。
フィルインとか、微妙なトラックは全部外して、引き算ばかり考えてました。
その分、よりキャッチーで叙情的なフレーズループの組み合わせを主体にして曲を引っ張るみたいな。
ミックスは、完全にnakamuraくんに丸投げで、「好きにいじっていいよ」と言ったら
ピッチ補正から、音作りからエフェクトまで完全に組み立て直して、曲が別物になっていたので
ディレクターnakamuraくん的な感じで始まりました。
懐の広さを知りました。(笑)
少し経って聴いてみると「これ作った人、相当変な人だな」と思いましたが(笑)
1周して帰ってくると「濃くて面白いな」とも思います。
その時思っていることをそのまま音にするのは面白いものですね。
saegusa
最初に「out of the dark」というアルバムを作った時に
日本民謡のイベントを見て感動していた時期で
「こういう良い意味で自己主張がなく、一見地味で淡々とした音楽を作りたい」と思っていました。
ピアノとベースを主軸にすることは最初から決めていました。
そこにマレット系楽器を足して、当時、森本レオさんの柔らかいアナウンスが好きだったので
yasugi くんのダウナー気味のハイトーンヴォイスで「力を抜いて喋ってみて」とお願いしました。
yasugi くん自身が詩を書く人だったので、そこはお任せです。
本来、 Massive Attackに声質が近いのかもしれませんが
「ドラムはリズムボックスが裏で鳴っている程度でいいや」とほとんど捨て扱いにして
クラブミュージックと全く逆方向に突っ走りました。
MIDIもクオンタイズを使わず、手ブレもそのまま残し、更に演奏感も出さない。
「児童楽団を想定したへっぽこ打ち込み」の様なイメージ。
「3コーラスって長いよね」と全て2コーラスで終わらせ
普通盛り上げるところで、ポイッと捨て去るように曲が終わってしまう。
フィルインとか、微妙なトラックは全部外して、引き算ばかり考えてました。
その分、よりキャッチーで叙情的なフレーズループの組み合わせを主体にして曲を引っ張るみたいな。
ミックスは、完全にnakamuraくんに丸投げで、「好きにいじっていいよ」と言ったら
ピッチ補正から、音作りからエフェクトまで完全に組み立て直して、曲が別物になっていたので
ディレクターnakamuraくん的な感じで始まりました。
懐の広さを知りました。(笑)
少し経って聴いてみると「これ作った人、相当変な人だな」と思いましたが(笑)
1周して帰ってくると「濃くて面白いな」とも思います。
その時思っていることをそのまま音にするのは面白いものですね。
saegusa
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