「drainage」
2018_03_25
「drainage」という曲を作りました。
(ドレナージ)=(排水)という曲名どおりに、風呂場の排水口の音を録音したり
ドブ川にタコ糸でオーディオレコーダーを吊って水面の音を録音したりしました。
ドブ川なので、ちょっと淀んだイメージの曲です。
水の流れを扱うのは、実際やってみると本当に難しいです。
チョロチョロ、サラサラ、ジャブジャブと連続した単調な音なので
普通に曲を作ると、「楽曲アレンジ部分とバックに流れる効果音」という具合に分裂してしまい
曲と二分化した効果音を加える必然性が希薄になる。
そこで、僕が出したアイデアは「水の音に薄い電子音を加えて曲に馴染ませる」という事と
「つんのめるような不定期なリズムのあるアレンジを加えて単調な水の流れる音に対比させる」という事です。
やってみると、全体のトラックは雑然としますが水の流れる音に必然性は生じてきました。
これはこれで良いと思うのですが、もう少し美しいものに目を向けた方が良いような気もしています。
キレイキレイも嫌なのですが.....。
saegusa
「drainage」という曲を作りました。
(ドレナージ)=(排水)という曲名どおりに、風呂場の排水口の音を録音したり
ドブ川にタコ糸でオーディオレコーダーを吊って水面の音を録音したりしました。
ドブ川なので、ちょっと淀んだイメージの曲です。
水の流れを扱うのは、実際やってみると本当に難しいです。
チョロチョロ、サラサラ、ジャブジャブと連続した単調な音なので
普通に曲を作ると、「楽曲アレンジ部分とバックに流れる効果音」という具合に分裂してしまい
曲と二分化した効果音を加える必然性が希薄になる。
そこで、僕が出したアイデアは「水の音に薄い電子音を加えて曲に馴染ませる」という事と
「つんのめるような不定期なリズムのあるアレンジを加えて単調な水の流れる音に対比させる」という事です。
やってみると、全体のトラックは雑然としますが水の流れる音に必然性は生じてきました。
これはこれで良いと思うのですが、もう少し美しいものに目を向けた方が良いような気もしています。
キレイキレイも嫌なのですが.....。
saegusa
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RADIO SAKAMOTO
2018_03_07
「luminometer」がRADIO SAKAMOTOのオーディションコーナーで入選しました。
早いもので、9回続けてなので1年半になります。
とはいえ、「これは選んでもらえるだろう」と思って提出した曲は2曲くらいで
大抵は「さすがにこれはマズいだろう、殺すなら殺してください」と思って冷や汗をかきながら提出しています。
なので褒められた時は本当に嬉しいのですが、その後、「褒められたのだからまた送らないといけない」という
心理が働き、ズーンと2,3日体調が優れません。(繰り返し)
作っていると時は無心なので楽しいのですが.....。
ですが、こういった自由に表現された音楽を聴いてもらえる場は他にないと思うので、本当に有難いです。
最近は、フィールドレコーディングが好きで音素材を集めています。
音色の魅力はもちろんですが、最近編集時によく思うのが
「録音してきたオーディオ素材各々が時間軸を持っている」という事です。
複数のオーディオ素材を編集で一つの曲にまとめるとなると、まず曲のテンポを設定して、
素材データをタイムストレッチで合わせていくのが一般的だと思うのですが
「時間軸って一つにまとめなきゃいけないもの?」と疑問が湧き
次第に素材の持つ時間軸を優先にし、曲の設定したテンポを無視するようになりました。
もちろんトラックを重ねていくと混沌としますから、程よく整理はします。
なので最近の曲はコラージュっぽいとよく言われるのですが、程よく時間軸が歪んで
これも「ズレ」の面白さなのかなと思います。
saegusa
「luminometer」がRADIO SAKAMOTOのオーディションコーナーで入選しました。
早いもので、9回続けてなので1年半になります。
とはいえ、「これは選んでもらえるだろう」と思って提出した曲は2曲くらいで
大抵は「さすがにこれはマズいだろう、殺すなら殺してください」と思って冷や汗をかきながら提出しています。
なので褒められた時は本当に嬉しいのですが、その後、「褒められたのだからまた送らないといけない」という
心理が働き、ズーンと2,3日体調が優れません。(繰り返し)
作っていると時は無心なので楽しいのですが.....。
ですが、こういった自由に表現された音楽を聴いてもらえる場は他にないと思うので、本当に有難いです。
最近は、フィールドレコーディングが好きで音素材を集めています。
音色の魅力はもちろんですが、最近編集時によく思うのが
「録音してきたオーディオ素材各々が時間軸を持っている」という事です。
複数のオーディオ素材を編集で一つの曲にまとめるとなると、まず曲のテンポを設定して、
素材データをタイムストレッチで合わせていくのが一般的だと思うのですが
「時間軸って一つにまとめなきゃいけないもの?」と疑問が湧き
次第に素材の持つ時間軸を優先にし、曲の設定したテンポを無視するようになりました。
もちろんトラックを重ねていくと混沌としますから、程よく整理はします。
なので最近の曲はコラージュっぽいとよく言われるのですが、程よく時間軸が歪んで
これも「ズレ」の面白さなのかなと思います。
saegusa