新曲「浴室」
2023_07_28
I composed a piece of music “Bathroom” yokusitsu.
Taking daytime bath on day off, you could feel so relaxed.
Such feeling motivated me to compose this.
The bathroom is a small still place having the sound reverberation.
Taking a nice warm water, you can feel you are protected separated from surroundings.
In order to emphasize this image, I arranged drafts and also the sounds of a washing machine.
The hint to arrange the sound of drafts was ‘ Rhu-teki’ so called
dragon flute of Gagaku, ceremonial music of Japanese Imperial Court.
You can find the sound of drafts play the decorative back sound like the dragon flute.
「浴室」という曲を作りました。
きっかけは「休日の昼間に入浴すると何故心が落ち着くのだろう?」という
ところからです。
外の世界は風が強かったり、洗濯機の音などの生活音がせわしなかったり
でも自分の周りには静寂があり、目の前に水(お湯)の音と残響がある。
浴室とは、何となく自分が守られてる小さな空間というイメージがあります。
そのイメージで隙間風と洗濯機の音を録音し、配置設定したのですが
ステレオでそれを再現するのは難しく、またリスニングトラックとしても面白く
あって欲しかったので、少し趣旨は変わりました。
まず数トラックを混ぜた飲み込まれそうな隙間風の音の魅力を
より前面に出し、洗濯機の音もその音量バランスに合わせたので
実際よりも少し騒がしい浴室風景になりました。
隙間風を録音しようと思ったきっかけは、雅楽を聴いて主旋律の篳篥とは別に
後ろでフワフワと鳴っている装飾的な龍笛の音にヒントを得ました。
録った隙間風の音が良すぎたので、主旋律的な音を足すのは止めて
シンプルに風のゆらぎを聴いてもらおうという事にしました。
なので「浴槽のお湯の音(中心手前)」「漏れ聞こえる洗濯機の音(左後方)」
「窓からの隙間風の音(右後方)」という配置にして、それ以外の音は加えませんでした。
旋律や和声によるものではなく、環境音の配置による心地良さを表現したいと。
不協和音が苦手な人は、隙間風の音に不気味さを感じたりするかもしれません。
でも環境音ってほぼほぼ不協和音で構成されていて、常に身の回りにあります。
聴く時の音量レベルによっては、心地良く感じるかもしれません。
間入れず、次の曲の準備も進めています。
またちょっと違ったアイデアです。
何か新たなものが開けると良いのですが。
saegusa
I composed a piece of music “Bathroom” yokusitsu.
Taking daytime bath on day off, you could feel so relaxed.
Such feeling motivated me to compose this.
The bathroom is a small still place having the sound reverberation.
Taking a nice warm water, you can feel you are protected separated from surroundings.
In order to emphasize this image, I arranged drafts and also the sounds of a washing machine.
The hint to arrange the sound of drafts was ‘ Rhu-teki’ so called
dragon flute of Gagaku, ceremonial music of Japanese Imperial Court.
You can find the sound of drafts play the decorative back sound like the dragon flute.
「浴室」という曲を作りました。
きっかけは「休日の昼間に入浴すると何故心が落ち着くのだろう?」という
ところからです。
外の世界は風が強かったり、洗濯機の音などの生活音がせわしなかったり
でも自分の周りには静寂があり、目の前に水(お湯)の音と残響がある。
浴室とは、何となく自分が守られてる小さな空間というイメージがあります。
そのイメージで隙間風と洗濯機の音を録音し、配置設定したのですが
ステレオでそれを再現するのは難しく、またリスニングトラックとしても面白く
あって欲しかったので、少し趣旨は変わりました。
まず数トラックを混ぜた飲み込まれそうな隙間風の音の魅力を
より前面に出し、洗濯機の音もその音量バランスに合わせたので
実際よりも少し騒がしい浴室風景になりました。
隙間風を録音しようと思ったきっかけは、雅楽を聴いて主旋律の篳篥とは別に
後ろでフワフワと鳴っている装飾的な龍笛の音にヒントを得ました。
録った隙間風の音が良すぎたので、主旋律的な音を足すのは止めて
シンプルに風のゆらぎを聴いてもらおうという事にしました。
なので「浴槽のお湯の音(中心手前)」「漏れ聞こえる洗濯機の音(左後方)」
「窓からの隙間風の音(右後方)」という配置にして、それ以外の音は加えませんでした。
旋律や和声によるものではなく、環境音の配置による心地良さを表現したいと。
不協和音が苦手な人は、隙間風の音に不気味さを感じたりするかもしれません。
でも環境音ってほぼほぼ不協和音で構成されていて、常に身の回りにあります。
聴く時の音量レベルによっては、心地良く感じるかもしれません。
間入れず、次の曲の準備も進めています。
またちょっと違ったアイデアです。
何か新たなものが開けると良いのですが。
saegusa
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